思い出のポートフォリオ
能登里山街道へ向かう車中から見た虹
昭和４３年、金沢商業高校を卒業して、第一生命に（当時は相互会社）入社しました。
精霊病院のシスターの様な制服が貸与され、朝礼の前には、算盤練習があり、月末にはテストがありました。私は、総務係の配属で、所謂、来客へのお茶出し、電話交換手（お昼当番）、各支部への発送業務でした。会計もありました。９時〜４時勤務で昼食は地下食堂で取りました。同期の６名は、日本タイプライターへ研修に行きました。
月１回、支部長会議が開催されて、石川県全土から支部長さん方が来られました。当時の珠洲の支部長さんは恰幅の良い谷内支部長さん！赤ら顔で気さくな紳士でした。
私の名前が旧姓谷内（やち）なのですが、当時の米山支社長さんは東北弁で、ヤジサンと言って可愛がってくれました。
流し場に灰皿の始末、お茶碗を洗っていると、藤本七尾支部長さんが来られて手伝いながら、洗い方や料理を教えて下さいました。その時に、【能登は優しや土までも】を知ったのです。
